ウッドデッキリフォームの費用、価格相場はいくら?興味をお持ちの方はチェック!
目次
ウッドデッキとは?
庭に面したテラスの上に設ける木製の甲板のこと。屋根は付けないが、屋内の延長のような空間として利用する。
引用:Weblio
「家族や友達との時間を過ごせる場所」
「ガーデニングをする場所」
「洗濯物を干したりする場所」
など様々な用途で使用することができます。
木材を素材としているので、とても温かみのある空間を作り出すことができます。
目隠し用の柵や手すりを付けることでプライベート空間としても使用できます。
ウッドデッキの材質やメリット・デメリットは?
ウッドデッキは名前の通り木材を使用します。使用する木材には主に「天然木材」「人工木材」の2種類があります。
天然木材のメリット・デメリット
天然木材では主に杉やヒノキなどの木材が使用されます。
天然木材特有の色味や温かみを感じられることができます。
熱を吸収しずらいため、夏場に熱くなりにくく、また冬は少し暖かいという特徴があります。
また、人工木材に比べ材料費を安く済ませることができます。
しかし、人工木材に比べ雨や湿気に弱く、経年変化することで色褪せや腐食、反り、ささくれなどが出てきてしまうこともあります。
また、シロアリ害などもあるため定期的なメンテナンスをする必要があるでしょう。
人工木材のメリット・デメリット
人工木材は主にプラスチックと木粉を合成したものが使用されます。
こちらは天然の木材に比べ、湿気をほとんど吸収しないため腐食や反り、ささくれなどが発生しにくく、天然の木材ではないためシロアリ害なども発生しずらいため、長く安全に使用することができます。
防腐剤などの薬剤を使用していないため、小さなお子様やペットが舐めても安心です。
また、色合いも様々で指向に合ったものを選ぶこともできます。
しかし、天然木材特有の色味や温かみというものは少し感じられなくなります。
また、夏場などは熱を吸収しやすく非常に温度が高くなってしまうため、はだしで歩くことはできなくなるため日差し除けネットをかけるなどの工夫が必要です。
また、天然木材に比べ材料費が高くなってしまうため、工事費用は高くなってしまうことが多いでしょう。
ウッドデッキを設置するための費用の目安は?
ここでは一般的な広さの7.5㎡で例を挙げます。
- 天然木材の場合、27万円~55万円
- 人工木材の場合、30万円~60万円
- 自分で行う場合、13万円~50万円
が目安になります。
ただし、時期や施工業者によって価格は大幅に変わることもあるため、「なぜこの価格なのか」をしっかりと聞き、比べる必要があります。
ウッドデッキをDIY・自作する場合
ウッドデッキを設置するためには
- ①土台の整備
- ②材料の購入
- ③組み立て・設置
をする必要があります。
施工業者に依頼する場合に比べ、費用は半額以下で済みますが、安全でなかったり、長持ちしなかったり、設置までに時間がかかってしまったりする場合が多いようです。
土台の整備
設置したウッドデッキが傾いたり、壊れたりしないようにするため、地面を平らにしたり土台をコンクリートなどで固めたりする必要があります。
材料の購入
どんなウッドデッキを作るかによって木材の種類や寸法を考えて購入する必要があります。
また、DIYキットのようなものを販売している店舗などもありますがこれらはサイズが合わなかったり、希望する見た目のものにできなかったりするというデメリットはあります。
組み立て・設置
地面からの高さや寸法などに気を付けながら組み立てを行っていきます。
また、必要に応じて防水、防腐加工などを施します。
まとめ
DIY・自作はおすすめできません!
ウッドデッキの設置には土台の整備をする必要があるためDIYでの設置はおすすめできません。
がたつきが出てしまったり、寸法が違ってしまったりということが非常に多いです。
安全に長く使用できるウッドデッキにしたいのであれば比較検討し、しっかりとした業者に依頼するようにしましょう。
「人工木材」がおすすめです!
それぞれにメリットはありますが、安全性、耐久性の観点からみて「人工木材」を使用したほうが良いと思います。
また、天然木材の場合はメンテナンスなどで設置とは別の費用もかかってきます。
そのため長い目で見ると人工木材のほうが安く済むという場合もあります。
長野県では、昼夜の寒暖差が激しく、冬は雪が積もる場合も多くあります。そのため湿気に強い材料を選んだほうがよいでしょう。
業者は3社以上を検討する!
価格や施工期間などを比較するにあたり、1社だけで見積もり依頼をすることは避けたほうが良いです。
ウッドデッキ設置にかかる知識や価格帯を理解して依頼するために、3社以上に見積もりを出してみましょう。
ネットで無料見積もり依頼をできる企業もいくつかあるので、簡単に見積もり依頼を出すことができます。