外壁塗り替えリフォーム「オススメ年数」と「季節」はいつ?
新築時はピカピカだった外壁、10年も経つと色あせてきたり、ひび割れが起こってきたりしてしまいます。
どれだけ完璧な塗装であっても残念ながら劣化してしまいます。
外壁の塗装が劣化してしまうと、外壁の見た目を損なってしまったり、ヒビから水が浸入し外壁自体を劣化させてしまったりします。
そこで今回は外壁の塗装をし直すオススメの目安年数と季節について外壁塗装の施工業者の目線でお伝えしていきます。
目次
外壁塗装にオススメの年数は?
塗装の方法や地域の気候状況などにより大きく異なりますが、だいたい8~15年とされています。
長野県は他県に比べて標高が高いため、昼夜の気温差が激しく、紫外線量も多いため他県の住宅の外壁より寿命が短くなってしまいがちです。
塗装方法別に見ると
ウレタン系塗料 | 8~10年 |
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シリコン系塗料 | 10~15年 |
フッ素系塗料 | 13~18年 |
が目安となっています。
この中でもシリコン系塗料による塗装はコストパフォーマンスも良いため非常に人気の塗装方法になっています。
塗装方法と費用についてはこちら
外壁塗装にオススメ季節は?
外壁塗装にオススメの気候状態は「晴れ」である事と「気温5℃以上で湿度85%以下かつ変化が少ないこと」です。
また、雨などが降ってしまうと工期が伸びてしまうため、雨の多い時期は避けるべきでしょう。
長野県のオススメ季節は
春(3月下旬~6月上旬)
秋(8月下旬~11月上旬)
です。
冬の時期になると雪が降ったり、気温が氷点下になってしまうため施工が出来ないことが多いです。
(塗る前の塗料が凍ってしまったり、塗った後の塗料が凍り、望まない模様がついてしまったりします)
夏は突然の台風で雨が降ったりしてしまうため、予想外の工期延長になってしまうことがあるため、あまりオススメは出来ません。
また、塗装工事中は窓を開けることが出来ないため、エアコンが必須になってしまいます。
※長野県は台風の影響を受けにくいため、夏場の依頼を受けることもあります。
逆に穴場になるのが梅雨の季節です。
多くの方がこの時期の施工を避けるため段取りがスムーズに出来たり、料金が安くなる場合もあります。
しかし、多くの施工業者はこの時期の施工を避けるため、時期を夏場に変更する場合もあります。
春や夏がオススメの季節となっていますが、当然予想しない雨などのデメリットもありますので、施工業者としっかり工期の確認をするようにしましょう。
外壁の塗り直しの時に気をつけること
施工方法
塗り方(施工方法)にはいくつかの種類があります。「安いから・・・」という理由で施工方法を決めてしまうと仕上がりの際に出来映えに満足できなくなってしまったり、耐久年数を大幅に下げてしまうことになってしまいます。しっかりと施工業者に確認をするようにしましょう。
①下地処理
今ある壁を直す「補修」と、塗料の定着をよくする「洗浄」があります。
この工程を抜いてしまうと外壁自体がもろくなってしまったり、塗料の剥げが早くなったりしてしまいます。
②塗りの回数
回数は様々ですが、少なければ少ないほど下地の色が透けてい、思ったような色にならないことが多いです。
ただし、塗りの回数を多くするとその分費用がかかってしまいます。
オススメは「下塗り」「中塗り」+「上塗りコーティング」の3段階塗りです。
総費用に注意!
ネット上に公開されている費用の多くは「塗装にかかる費用」だけである事が多いです。
外壁塗装では職人が作業するための足場をかける必要があるため、「足場設置の費用」がプラスでかかります。
多くの塗装業者は足場設置を外部の会社に委託しているため、こちらの料金が高くなってしまいがちです。
見積もりは1社では無く複数取り、全ての料金を見比べてから決めるようにしましょう。
住まいReは足場設置も「自社」で行っています!
まとめ
長野県の住宅では築10年で外壁の塗替え、塗り直しを考えた方が良いでしょう。
また、工期を伸ばさずに施工したい場合は3~5,9~11月、安く済ませたい場合は6月がオススメです。
3~5月と9~11月は施工業者も多く発注を受けることになります。お早めに予約などを入れておきましょう。